火災をなくすために!出火防止対策として住宅防火編と事業所防火編の資料を作成しました。
過去5年の火災件数
令和2年の火災件数は52件で、前年と比べて19件減少しましたが、1週間に約1回のペースで火災が発生していることになります。
年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 |
件数 | 55件 | 90件 | 73件 | 71件 | 52件 |
令和元年及び2年の火災原因内訳
例年、出火原因で多いものは、たばこ、たき火、こんろ、放火及び放火の疑い等でどれもほとんどが未然に防げるものであり、放火については、放火されにくい環境を作ることで、防げる場合もあります。また、伐採屑やごみ等の軽率な焼却からちょっとした不注意により火災が発生し、建物に燃え移り大切な財産が失われています。
令和2年の火災損害額
令和2年中の深谷市消防本部管内で発生した火災における損害額の合計は、6億5338万2千円でした。
注意点 損害額について
損害額とは、火災によって受けた不動産(建物)や動産(収容物)及び工作物等の直接的な損害である火災損害の合計金額をいい、消火活動による水損や汚損等も含みます。
令和2年の死傷者発生状況
令和2年における深谷市消防本部管内の火災での死傷者は、死者1名、負傷者8名、合計9名でした。火災種別での内訳は、死者が「その他火災」で1名、負傷者が「建物火災」で4名、「その他火災」で3名、「車両火災」で1名となっております。
注意点 火災種別について
火災は、「建物火災」、「林野火災」、「車両火災」、「船舶火災」、「航空機火災」及び「その他火災」に分類され、「その他火災」とは、前記の火災以外の火災をいいます。