業界初のマグネット式鎌錠、21年秋に「CLオート鎌錠」としてリニューアル|累計販売個数13,000個突破
扉を閉めると自動で鍵が閉まる「CLオート鎌錠」
- 業界初のマグネット式を採用
- 電力式の課題だった、電池切れや誤作動などのリスクを解消
- 自動で鍵が閉まるため、幼稚園や保育園でチャイルドロックとして活用が進む
- コストダウンにも成功し、導入しやすい価格帯を実現
社会福祉法人 至誠学舎立川 梅丘至誠保育園様
東京都を中心に12の園を運営している同社では、保育士の先生が働きやすい環境をつくり、園児の安全性も向上できるという理由から同施設の全ての引戸でオート鎌錠を採用いただいています。扉の施錠解錠を手動で行う場合、鍵のかけ忘れによって園児が外に出てしまったり、扉と壁の隙間に指を挟めてしまうといった怪我に繋がるケースもありました。また、子どもを抱えることで両手が塞がってしまうケースも多い保育士にとって、手動での開け閉めは煩わしさを感じさせる要因となっていました。そこで保育士の先生の手間を省きつつ、鍵のかけ忘れといった安全上のリスクを解消するため、オート鎌錠の採用に至りました。
オート鎌錠を採用いただいた保育園と提案いただいた設計事務所から、以下のコメントをいただきました。「手動で鍵の開け閉めをする必要がなく、鍵のかけ忘れの心配がなくなりました。保育士の精神的負担が減るだけでなく、園の安全性も向上しました。」(梅丘至誠保育園 園長 コメント)「久力製作所のオート鎌錠は利便性と意匠性に優れているため、積極的に採用しています。保育園や幼稚園だけでなく、今後は介護施設向けでも検討しています。」(設計事務所 コメント)厚生労働省が2020年8月に発表したデータによると、常勤の保育士の離職率は9.3%と、1割弱が離職にいたっています。また、経験年数に半比例するように保育士数も減少しており、慢性的な人手不足が課題となっています(※2)。そこで業界では、保育士の働き方を少しでも改善し、長く働き続けられる環境づくりや働き手の確保が喫緊の課題となっています。また、園児の安全面に対する意識も高まっています。2020年に保育園等で発生した重大事故は2015件といわれ、事故の報告を義務付けた2015年以降、重大事故件数は増え続けており、毎年過去最多を更新しています(※3)。鍵のかけ忘れによって園児が危険なところに行ってしまうのを防いだり、扉の開け閉めによる怪我を防止していくことが、より重要になると考えています。※2 令和2年8月 厚生労働省「保育士の現状と主な取組」内『保育士の経験年数、採用・離職の状況』参照※3 令和3年6月 内閣府子ども・子育て本部『「令和2年教育・保育施設等における事故報告集計」の公表について』参照
CLオート鎌錠は、自動で施錠できる引戸式鎌錠の国内におけるシェアがほぼ独占状態です。業界他社ではほぼ販売実績がなく、すでに廃盤となっている商品も多いため、CLオート鎌錠が市場で支持されています。
前身となる「NSオート鎌錠」の発売以降、2014年から右肩上がりで販売数が伸び続けています。20年は一時的に新型コロナウイルスの影響を受けるも、21年で持ち直しており、再び順調に推移しています。引手の材質を樹脂から金属にすることで耐久性や意匠性を向上したリニューアル商品「CLオート鎌錠」を21年秋に発売し、全体の累計で約13,000個の販売に至りました。商品名 | CLオート鎌錠 |
価格 | ・7,600円(塗装仕上げ)・8,000円(メッキ仕上げ) |
販売サイト | https://www.kuriki-ss.co.jp/ |
2022年度の販売目標数 | 3,000個 |