極寒でも使えるバッテリーにより、GoPro一強の時代再来か
極寒でも使えるバッテリーにより、GoPro一強の時代再来か
バッテリーを素手で握って体温で温めなくてもいいだなんて...。極限の世界を撮影できるアクションカムですが、実はマイナス気温となる場所での撮影が困難でした。 リチウムイオンバッテリーの動作温度範囲は-20度~となっているものが大半ですが、マイナス気温のような場所だと容量&出力電圧が下がり、思っていたほど電力がもたないケースが多いのです。これは同じくリチウムイオンバッテリーを使っているスマートフォンも同じです。【全画像をみる】極寒でも使えるバッテリーにより、GoPro一強の時代再来かしかしアクションカムのリーダーであるGoProは、凍えるような寒さの中でも長時間撮影もできる「Enduroリチャージャブルバッテリー」で、この問題を解決します。なおHERO10とHERO9に対応しています。
-10度でも4K60pで76分も撮れる「魔法のバッテリー」
バッテリー容量は1,720mAh。従来モデルと同じ容量です。しかしバッテリーの温度が25度のときの撮影時間は5.3K60pで60分(28%延長)、4K120pで51分 (40%延長)、4K60pで71分(13%延長)と動作時間が長くなりました。どんな魔法を使ってるんだこれ。そして-10度の状態でも、5.3K60pで56分、4K120pで50分、4K60pで76分も撮れます。もう一度記します。どんな魔法を使ってるんだこれ。価格も1つ3,200円です。標準バッテリーの価格が2,500円ですから、そこまで高いという印象はありません。冬のアクティビティを記録したいという方にとって、もうGoPro以外を選ぶという選択肢はなくなるでしょう。マジで。Source: GoPro
武者良太
最終更新:ギズモード・ジャパン