ニュース 【タグ・ホイヤー】や【IWC】を選出!! 時計のプロが語る私的ベストウオッチ――ウオッチナビ編集長・水藤大輔が選んだ2021年の5モデル

スイスの名門からジャパンブランドまで、ジャンルは幅広くセレクト。

時計の評論家やジャーナリストに、2021年に発表された新作時計で特に気に入ったモデルを5本、セレクトしてもらった。トレンドを追い続けている彼らの意見からは、新たな発見や深い知識が得られるはずである。【関係写真】「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41」のグリーンダイアルを紹介今回は、本誌ウオッチナビの編集長・水藤大輔が選んだベストウオッチを紹介する。

「時代の移り変わりを象徴するような堅実な進化・発展が活発だった1年」(水藤)

●新作時計BEST5の選出基準と2021年の総括「セレクトの基準は、ずばり新定番! “先行き不透明な時代に人は保守的になる”と言われるが、コロナ禍の昨今、その傾向が実証された印象。将来的な資産価値を見据えた人々が雲上系の特定品番を求め、歳を重ねても使いやすい40mm前後も人気を集める。それを裏付ける『腕時計販売が好調』という大手メディアの報道も印象的だった。今後、景気が復調するなら、東京五輪での若者の活躍よろしく時計愛好家も世代交代が進むだろう。行動力のあるブランドはいち早く定番を進化させ、その波に対応。2022年以降、時計界はさらに楽しくなりそうだ」【ウオッチナビ編集長・水藤大輔】時計専門誌を中心に制作する編集プロダクションを経て、2008年より本誌編集部員に。2019年より編集長に就任する。ウオッチコーディネーター取得(2期)。

ニュース 【タグ・ホイヤー】や【IWC】を選出!! 時計のプロが語る私的ベストウオッチ――ウオッチナビ編集長・水藤大輔が選んだ2021年の5モデル

<私的ベストウオッチ No.5> パテック フィリップ「カラトラバ」

「カラトラバ」

Ref.6119339万9000円「本来は恐れ多いほどのハイエンドブランド。でも欲しい。という憧れの一本。この美味しいとこどりの意匠に、次世代ムーブメント搭載なんて、いま予約を入れないと“後悔先に立たず”じゃない!?」スペック:手巻き(自社製Cal.30-255 PS)、毎時2万8800振動、約65時間パワーリザーブ。18Kホワイトゴールドケース(シースルーバック)、アリゲーターストラップ。直径39mm(厚さ8.08mm)。3気圧防水。

<私的ベストウオッチ No.4> G-SHOCK「MY G-SHOCK 水藤カスタム」

「MY G-SHOCK 水藤カスタム」

1万6500円(通常1万5400円、パーツによって追加料金あり)「直近で購入した腕時計が、このカスタマイズできるG-SHOCK『MY G-SHOCK』。DWE-5610ベースだから、絶対に使えることはわかってるし、取材で試しに選んだときに愛着が湧いてソク購入を決断!」スペック:クオーツ(電池寿命約2年)。樹脂ケース&ストラップ。縦48.9×横43.8mm(厚さ13.7mm)。20気圧防水。

次ページは:<私的ベストウオッチ No.3> オリエントスター「スケルトン」最終更新:WATCHNAVI Salon
タグ: