LDH、格闘家育成プロジェクト HIRO「格闘技界の未来に貢献できたらうれしい」
LDH JAPANが2日、格闘家育成プロジェクトを本格始動させると発表した。EXILE HIRO(51)が発起人となり、同社所属で関連会社でトレーニングジムなどを手掛ける「LDH martial arts」代表取締役のDREAMフェザー級元王者・高谷裕之氏(43)と同取締役の総合格闘技UFCで活躍する岡見勇信(39)が中心となって世界に通用するスター格闘家の発掘、育成や将来的に格闘技イベントの開催を目指す。
LDHは昨年11月から格闘家オーディションを実施するなど、着々と準備を進めていた。格闘技の大ファンでもあるHIROは「表現の仕方や見え方は違えど、見ている方に夢や感動、熱狂や興奮を与えるという点では格闘技もエンターテインメントも通ずるものがある。高谷選手、岡見選手と話をしていく中で、2人の今後の目標や将来の夢を応援することで、若い格闘家、日本の格闘技界の未来にもつながっていくのではないか」と新プロジェクトへの思いを開かした。
格闘技界は90年代~00年代中盤にブームとなったが、最近は活躍の場が減少傾向にあった。一方、米国では総合格闘技団体・UFCを世界最高峰に、トップ選手のファイトマネーは1試合5億円を超える一流アスリートとして高い人気、地位を誇る。LDHはエンタメと融合させる形での新たな格闘技イベント開催を実現させることによって、現役だけでなく引退後も指導者やイベントプロデュースなどができるような活動機会の創出も支援していくという。
HIROは、最近では1月に開幕した世界初となるプロダンスリーグ「D.LEAGUE(Dリーグ)」でもチーフクリエイティブアドバイザーを務め、ダンサーの地位向上に取り組んでいる。新プロジェクトでも「格闘家の皆さんの夢やセカンドキャリア、そして格闘技界の未来に貢献できたらうれしい」と展開の広がりを思い描いた。
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