スマートウォッチ、Apple Watchの1強に蔭り? 新Galaxy Watchが大躍進中
これから時代は動く…?
スマートウォッチ、使ってますか? ちょっと前までは、ここまで普及するなんて想像できませんでした。でも、いまや最新ガジェットに心躍る若い男性のユーザー層でなくても、腕にスマートウォッチがはめられている姿を、あちこちで目にするようになりましたよね。そのほとんどがApple Watchに限るという状況でしたけど。
ところが海外では、状況が一転しているみたいなのです。Channelnewsは、2021年第3四半期(7~9月期)の世界のスマートウォッチ市場レポートを紹介。前年比16%増という順調な市場拡大が見受けられるなか、驚くべきことに、これまで圧倒的なシェアを誇っていたApple Watchが、大きくシェアを落として21.8%まで後退。1年前までであれば、世界で売れているのはApple Watchばかりなんて時代もあったのですが、現在では5台に1台程度がApple Watchという落ち着きぶりです。
一方、代わって大きく販売シェアを伸ばしたのは、Samsung(サムスン)のGalaxy Watchシリーズ。今回の調査では、14.4%の市場シェアを獲得し、Apple Watchに次ぐ2位まで躍進してきました。新たに採用されたWear OS Powered by Samsungで、生まれ変わった「Galaxy Watch 4」シリーズの売れ行きが欧米で好調なんだとか。この流れは、日本国内にもやってくるのかな?
なお、単独の市場シェアで目立つメーカーこそないものの、いま世界で売れるスマートウォッチの3台に1台は、100ドル以下のリーズナブルな価格帯のモデル。Galaxy Watch 4は、日本円にすると3万円からの出費が求められるモデルですけど、どうやらSamsungは、もっと廉価版に位置づけられるGalaxy Watchの新シリーズを用意し、今後はアジア市場でも攻めたい方針のようです。Apple Watchの1強時代が、日本でも終わりを迎えることになるのかもしれませんよね~。
Source: Channelnews
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