一人暮らしの人は絶対に観てはいけない! 韓国サスペンス・スリラー映画コン・ヒョジン主演『ドアロック』【マニアックでもケンチャナヨ?】 - TSUTAYA/ツタヤ

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今回は、一人暮らしの女性には絶対おすすめできない韓国映画『ドアロック』をご紹介いたします!めちゃくちゃ怖いので、本当に一人暮らしの特に女性はこの映画観てしまうと怖くて眠れないかもしれません…!!

タイトルの『ドアロック』とは?

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韓国の玄関の鍵は日本とは異なり、カードキーや「ピ! ピ!‥ピロリーン♪」という効果音と共に数字を打ち込んで開錠するオートロック電子錠が主流です。私も初めて韓国に住んだ時は戸惑いましたが、鍵を持ち歩く必要もなく、番号をいつでも変更できるので利便性が高いです(電池式なので電池がなくなると焦りましたが…)。最近は数字の配列も毎回変わるので、指紋で暗証番号を推測されてしまう…なんてこともなく意外と安心・安全です。

私は韓国ではシェアハウスに住んでいたので、一人一人が鍵を持つ必要もなく、管理会社の人もその番号さえ知っていれば中に入れることができるのでとても便利でしたが、もし一人暮らしだったとして、この番号を知っていれば誰でも入れるのか…と想像するとちょっと怖いなぁとは思っていました。

そんな『ドアロック』がタイトルのこの映画、日常で本当に起こり得そうな恐怖が満載です。映画の非日常ではなく「現実の恐怖」が盛り込まれすぎていてリアルな恐怖感を味わせてきます。もう一度言います! ひとり暮らしの方はこの映画は観ない方がいいです(笑)。

起こり得そうだからこそ怖い!『ドアロック』ストーリー

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ギョンミン(コン・ヒョジン)は、とあるオフィステル(マンション)で一人暮らしをしている平凡な会社員。ある出勤前の朝、ドアロックのカバーが開いているのを見つけ、念のためパスワードを変更する。帰宅後に部屋で寛いでいると、突然誰かがドアロックを操作し、ドアノブを荒々しく回し始める。恐怖に駆られたギョンミンは警察に通報するが、被害が無いために取り合ってくれない。それからというもの、ギョンミンの部屋で見知らぬ人の侵入の痕跡が続々と見つかる。タバコの吸い殻、持ち上がった便座、別の部屋の鍵…。自分の周辺があやしく思えて怯えながら過ごすギョンミン。ついにギョンミンの周りも事件に巻き込まれていき、自分も安全でないことを直感したギョンミンは、直接事件の真相を追いはじめる…!

主演はロマンス、コメディ、ホラー、ジャンル問わず様々な役どころを演じる名俳優のコン・ヒョジン。恐怖が増してくるにつれて荒くなる息づかいや恐怖の瞬間ごとの表情が、終始一貫して息が詰まるような緊張感を醸し出し、コン・ヒョジンだからこその熱演でさらに恐怖を相乗させています!

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一人暮らしの人は絶対に観てはいけない! 韓国サスペンス・スリラー映画コン・ヒョジン主演『ドアロック』【マニアックでもケンチャナヨ?】 - TSUTAYA/ツタヤ

ストーリーが進めば進むほど、職場の上司や接客して恨みを持たれた顧客、警察など、全員怪しく見えてきてしまい、命を脅かす正体不明の犯人が一体誰なのかわかった時に私は一気に冷や汗が出ました…。自分の家という最も安心できる場所が恐怖の場所に変わってしまったら…もしあなたが部屋に帰った時に、見知らぬ者が侵入した痕跡を見つけたり、玄関の前に吸い殻が落ちていたり、ドアノブを荒々しく回されたり、そんな恐怖体験に出会ってしまったら、そして事件になってない以上は警察もまともに取り合ってくれなかったら、そんなことを想像しただけでも怖くて仕方がありません。

この映画の最大の怖さは、現実に起きそうなリアルな恐怖が散りばめられている点です。そしてその恐怖の発端に見覚えがなく、見知らぬ人の恨みが肥大化していく。些細なことをきっかけに一方的な思い込みだけで、恨みが一気に膨れ上がり、取り返しのつかない最悪な展開に変わっていく。昨今の世の中で悲しくも起こってしまっていることでもあり、この映画が悲しくもリアルに見えてしまう気がします。

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今回の映画『ドアロック』は誰もが一度は想像したことのある、経験したくないと願っている恐怖をそのまま映画にしたような作品です。このスリルを映画で目撃する勇気はありますか?

一人暮らしの人は絶対に観てはいけない! 韓国サスペンス・スリラー映画

製作年:2018年出演者:コン・ヒョジン、キム・イェウォン、キム・ソンオ、キム・グァンギュ、イ・チョニ、チョ・ボクレ、キム・ジェファ、イ・カソプ

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実はスペインの映画『スリーピング タイト-白肌の美女の異常な夜-』がリメイク元。こちらもまた少し違った怖さ(正しい言葉ではないですが「キモい」と言う言葉がぴったりマッチしてしまいます…)の内容です。怖いもの見たさでこちらもぜひ!

『ドアロック』のリメイク元であるスペイン映画もおすすめ!

製作年:2011年出演者:ルイス・トサル、マルタ・エトゥラ、アルベルト・サン・フアン、ペトラ・マルティネス、カルロス・ラサルテ

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【Editor】CHITOSE/ちとせ

執筆記事【マニアックでもケンチャナヨ?】記事一覧

CHITOSE/ちとせ。韓国語を学びに韓国の語学堂に留学し、韓国の伝統建物「韓屋」のシェアハウスで2年生活した経験を持つ。少しだけマニアックな内容を主にお届けします。

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