ニュース 虎の毛がふさふさのリンゴ…「レオパードアップルゴールド」

虎の毛がふさふさのリンゴ…「レオパードアップルゴールド」提供:wowkorea)

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りんごにヒョウ柄をつけたというか、ヒョウ柄をりんごの形に切ったというか。どちらにせよ触ればぬくもりが伝わってくるようで、生きている虎の毛のように生き生きとしている。普通、絵にヒョウ柄が登場する時は「人間の欲望」あるいは「動物の絶望」、二つのテーマのうち一つである。【写真】この記事の写真をもっと見る 韓国の作家、チョン・ヘジン氏は、その二つを巧みに行き来し、背景を離れて鑑賞のレベルを高める純粋作品として成果を出した。「レオパードアップルゴールド」(Leopard Apple Gold-03・2021)の生まれがリンゴであってもヒョウ柄であってもだ。 作家は、西洋の名画を伝統技法を用いて描きなおしたパロディーで有名になった。朝鮮の宮廷画家たちが彩色画に使ったという強烈な色彩の「進彩法」を武器に。西洋の名画の中に隠れ絵を探すかのように韓国画を掛けたり、シャネルのバックをこっそり置いたり、防犯カメラを設置したりするなど、「独歩的反転」を試みた。 この作家が用いるのがまさに「ヒョウ柄」だ。絵の中のどこかに必ずヒョウ柄を入れて署名のように用いる。「レオパードアップル」連作は最も分かりやすい形だ。「動物-植物、善-悪、統合-分裂など相反する考えが絡む結び目の部分を見せるために考案した」と話した。 作品は12日までソウル市カンナム(江南)区テヘラン路のスーペリアギャラリーでソン・ウジョンと開く展示会で見ることができる。

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