【トヨタ RAV4 新型】ソニックデザインが専用スピーカーパッケージ発売へ 簡単取付で高音質化
ソニックデザインは、車種別スピーカーパッケージ「ソニックプラス」の新製品として、トヨタ『RAV4』新型(50系)専用モデル3グレード6機種を6月14日から発売する。
ソニックプラス RAV4専用モデルは、新型RAV4の純正スピーカー取付穴にジャストフィットするドアウーファーモジュールとトゥイーターモジュール、トヨタ車専用配線カプラーなどにより、ソニックデザインのクリアな音質をボルトオン&カプラーオンの簡単・確実な取り付け作業で実現。車両の加工・改造も不要で、車両の価値を損なうことなく、現状復帰も容易に行える。
新製品は、アルミハイブリッド構造の高剛性キャビネットに77mmウーファーユニットをビルトインした独自のエンクロージュア一体型ドアウーファーモジュールを採用。キャビネットは超精密鋳造アルミダイキャスト製バッフルと特殊樹脂製バックチャンバー(裏ケース)を強固に結合した異種素材2ピース構造で、不要共振を徹底的に抑制。カーオーディオ再生の理想とされるドア内エンクロージュア構造でクリアな音を実現するとともに、車外への音漏れも少なくする。
ウーファーユニットは、オールピュアアラミド振動板採用の77mmモデル=SD-N77Fi型をトップグレードモデルに搭載。最高品質のピュアアラミド素材をコーン部だけでなくセンターキャップ部にも使用し、最適な音質チューニングを施すことで、歪率と周波数レスポンスを大きく改善した高音質を実現する。
ハイグレードモデルには、 しなやかさと剛性のベストバランスを追求したマイクロファイバー編み込み樹脂振動板=CMF(クロスマイクロファイバー)コーンとナローギャップ・モーターシステムによる77mmウーファーユニット=SD-N77M型を搭載。緻密な表現力と情報量、リアルで引き締まった中低音を再現する。
スタンダードモデルには、オリジナル樹脂コーンを無塗装・無着色のノンコート・ファイントリートメントで表面処理したDMF(ディファインド・マイクロファイバー)コーンとガラス繊維編み込み式センターキャップを採用した77mmウーファーユニット=SD-N77E型を搭載。外磁型磁気回路、振動板の正確な動作を支えるアルミモノブロックフレームなど、上級シリーズの高度な基本設計を踏襲し、ナチュラルで心地良いサウンドをよりリーズナブルに提供する。
トゥイーター部には、アコースティックコントロールハウジング一体型モジュール「ACトゥイーター」を採用。ユニット周囲のディフュージョンギャザー(半拡散・半透過層)と裏側に内蔵したアコースティックコントロールエレメント(吸音層)の働きで有害な反射音を最適に拡散・吸音し、よりスムースで自然な高音再生を実現する。搭載ユニットは、ウーファー側と音色を統一した18mm口径マイクロファイバー・ドームトゥイーター=SD-T18型。加えて、ハウジング部にブラケットや配線コネクターを一体化して信頼性を高めるとともに、純正スピーカー並みの手順で迅速・確実に装着作業を行えるよう設計している。
クロスオーバーネットワークは、高音側と低音側それぞれの回路を独立させ、回路内部での干渉を防いで高音質を追求したハイパス/ローパス独立式を装備。さらなる音質改善が期待できるバイアンプ駆動やバイワイヤリング接続にも対応し、高音質タイプのAVナビやオーディオデッキ、外部パワーアンプなどを使った本格的なシステムアップも可能。ネットワーク本体は回路基板を制振効果の高い樹脂チューブで小さく固めることで走行中の振動の影響や湿気などによる劣化を排除。設置作業も容易にしている。
価格(税・取付費別)はフロント専用のトップグレード「SP-R50F」が19万8000円、ハイグレード「SP-R50M」が10万5000円、スタンダード「SP-R50E」が6万1000円。リア専用はトップグレード「SP-R50RF」が13万1000円、ハイグレード「SP-R50RM」が7万2000円、スタンダード「SP-R50RE」が3万5000円。