インドと南米向けのシトロエン C3は、直立ぎみスタイルのSUV

これは、インドと南米のために作られた、そして一部はインドと南米で設計・製造された、新しいシトロエン C3だ。なぜか?それは、シトロエンがこれらの地域でよりたくさんのクルマを販売したいのであれば、関与している車であることを保証する必要があるからだ。

シトロエンのボスであるヴァンサン コベは、「この目標を達成するために、3年間で3つの国際的なモデルを発売するという、野心的な製品計画を展開しています」と説明する。「戦略的な地域で設計、開発、生産され、スタイルと車内の安心感という点でシトロエンのアイデンティティを完全に表現するモデルです」

インドと南米向けのシトロエン C3は、直立ぎみスタイルのSUV

で、これがその第一弾というわけだ。少し直立したSUVスタイルになっているのがわかると思う。全長は4メートル未満で、参考までにフォード フィエスタの下に収まる程度だが、車高は少し高くなっている。前者はインドでの長いクルマに対する高い税金を回避するためで、後者は荒れた道路(シトロエンによれば、インドの道路の40パーセントは舗装されていない)からアンダーボディをよりよく保護するためである。

C4とC5Xに見られるようなシトロエンの新しいフロントエンドを持ち、高いボンネットと「SUVにインスパイアされた要素」を特徴としている。パンチの効いたルックスであることは間違いない。シトロエンによれば、コンパクトなボディにもかかわらず、大人5人がゆったりと座れるスペースが確保されているという。水平方向に配置されたダッシュのおかげで、足、肘、頭の各部分に大きなスペースが確保されている。シートの厚みも十分。内部の収納も充実している。CarPlayやAndroid Autoなど、通常のスマホ連携機能も充実している。

エンジンやパフォーマンスの詳細については、シトロエンが発表していないので、まだ触れていないことに気づくだろう。シトロエンは、この新型C3には「各地域のニーズに合わせた、現代的で効率的なエンジン」が搭載されるとだけ述べているが、それはいずれ明らかになるだろう。参考までに、ロンドンのブラックキャブの回転半径は8mである。

「C3は、世界中のBセグメントハッチバックのトレードネームです」とコベは付け加えた。「この新型C3は、欧州仕様とは異なり、各国にインスパイアされたデザインとなっています」

=海外の反応=「4WDで行こう! パンダの4x4コンペティターが何人かいてもおかしくない」「おそらく、ヨーロッパで提供されているものよりも、より便利で、より強固で、より安価なものになるだろう」↑「より頑丈に?いいえ。より便利になった?そうかもしれない。安くなった?その通り。そして、アクティブとパッシブの両方の安全性が損なわれる。エアバッグが標準装備されていない市場もあるし、オプションでさえ提供されない市場もある。ルノーのクイッドを見てみるといいだろう。南米とインド向けなので、この車にはESP、ABS、そしてせいぜい2つのエアバッグが搭載されている。エアバッグやその他の補助装置がないのは、主に東南アジアだ」↑「安全規制は地域によって異なる。まず、メルコスールの規制基準、特にブラジルの規制基準は、インドのそれよりも厳しいものだ。このモデルが成功するかどうかは、シトロエンがこのモデルに与えるポジショニングにかかっている。多くの競合他社はすでに、ESP、ABS、義務化されたフロントエアバッグに加えて、より最新のエアバッグやアクティブ&パッシブセーフティアシストを提供しているのだから」↑「エアバッグもESPもABSもなくてもいいと思う」「今日は流行っていても、明日には醜くて時代遅れになる。それがデザインというものだ。懲りない奴らだな」↑「それは彼らが望んでいる反応ではなく、新しいものが出たら買わなくてはいけないと思ってもらいたいということなのだ」↑「最初からダサいデザインにするのと、デザイン的に進化させるのとでは違うと思う」

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