ヤマハ、一部AVアンプの“4K120p基板交換”受付は11月4日15時から
ヤマハは、AVアンプ「RX-V4A」「RX-V6A」「RX-A2A」における次世代ゲーム機およびグラフィックボードとの互換性に関する情報を更新。無償の基板交換対応を、11月4日15時から受付開始する。
AVアンプ3モデルでは、今後のアップデートで最新のHDMI2.1の機能である4K/120Hz入出力への対応を予定しているが、Xbox Series XとNVIDIA GeForce RTX30シリーズからの4K/120Hz信号において、AVレシーバーへ入力した際に映像や音声が出力されない問題が明らかになり、これらに対応するためにはハードウェアの交換が必要。
交換受付は10月中旬からの受付開始とアナウンスしていたが、「準備の遅れ」により11月4日15時からの受付開始になったという。ヤマハでは「お待ちいただいていたお客様においては誠に申し訳ございません」とコメントしている。予約受付サイトは、同時刻よりヤマハのページで案内する。基板交換は開始月から24カ月間無償で実施するが、日本国内のみの対応となる。
なお、Xbox Series XやNVIDIA GeForce RTX30シリーズを4K/120Hz映像信号で使用しない場合、基板交換の必要はない。また、対象AVアンプはeARCに対応しているため、テレビとソース機器を直接接続し、音声信号だけをeARCでAVアンプに出力することで4K/120Hzの映像を楽しむ事もできる。
また、2021年8月より順次発売しているAVアンプ「RX-A4A」「RX-A6A」「RX-A8A」ではこの問題は発生しない。基板交換の必要はなく、将来のファームウェアアップデートのみでHDMI2.1規格の映像が楽しめるようになる。