ニュース お財布にいくら入っているか即答できない人は注意! お金の管理の考え方3選

お財布にいくらお金が入っているのか、答えられない人は意外と多い。答えられない方は、お金の管理ができていないと考えていいだろう。takasuu-istock

ニュース お財布にいくら入っているか即答できない人は注意! お金の管理の考え方3選

お金が貯まらない人には、似たような傾向がある。そのひとつは、自分のお財布にいくら入っているのか、把握できていないケースだ。小銭まで把握していなくても大丈夫だが、お札が何枚入っているのかくらいは、把握しておくべきだ。また、お財布の中の金額はわかっていても、自分の家にある資産を正確に把握していない人も要注意だ。お金が貯まらないのは脳が原因? 心理的にお金を貯まりやすくする方法3選「え? どうしてお財布の中のお金を把握していないとダメなんですか?」そう思うかもしれない。だが、お財布の中にお金がいくらあるのかがわからなければ、毎月のヤリクリができない。つまり、行き当たりバッタリで買い物をしているということだ。「今月の生活費は○○円」と決めて、その中でヤリクリをしていれば、お財布の中にいくら入っているのか自然と意識できるはずなのだ。

お金の管理の考え方その1 →家計管理のキモは「特別費」にある?

家計の管理で大変なのは「特別費」の存在だ。毎月の生活費をヤリクリできても特別費が管理できないと赤字家計に転落する。Stella_E-istock

お金持ちほど、何にいくら使ったのか記憶している方が多い。つまり、お金持ちほど収入と支出の管理ができているということだ。当たり前のことだが、収入よりも使う金額が多ければ、お金は貯まらない。お財布に入っている金額が把握できていない方は、お金の行き先を決められていないのだ。お金の管理ができない人に家計簿をつけてもらうと、日々の生活費はなんとかヤリクリできるのだが、「特別費」を管理するところでつまづいてしまう。特別費とは、家族の誕生日の食事代や実家への帰省、家族旅行などをはじめ、固定資産税、車検や自動車税、季節が変わったことに伴う衣服費や寝具の追加なども含む。「寒いので毛布を買い足しました」なんていうのも特別費だ。家計簿をつけて生活費をヤリクリしても、このような特別費があると、結局赤字家計に逆戻りしてしまう。もちろん寒いのを我慢する、ということではない。特別費も予測して、その分もお金を確保しておくということだ。筆者も赤字家計の時によくやってしまっていた。寒がりな筆者は、安いと思って買った毛布があるのだが、もう何年も使っていない。もったいないことだ。なので家計管理のキモは「特別費」にあるといっても過言ではないだろう。特別費を管理していないと、「今月は急な出費があったから赤字てでも仕方がない」となってしまう。実は一番管理が難しい支出なのだ。ただし、レジャーなどの特別費があるからこそ生活に潤いが持てることも事実だ。なので、特別費ほどしっかり管理して欲しい。

次ページは:家族旅行の費用は毎月積立して準備しよう最終更新:Pen Online
タグ: