PayPay「総額10億円お年玉くじ」で詰まないためのコツ

ミッションの達成度に応じてくじ引きの回数が増える!「総額10億円お年玉くじ」を実施

 PayPayは、二つの条件(本人確認完了・メール設定)を満たすと、最大10万円相当のPayPayボーナスが当たるくじに25回以上最大162回参加できるキャンペーン「総額10億円お年玉くじ」を実施している。チャレンジ期間は2021年12月27日9時~22年1月11日(12日1時59分)、くじ引き期間は1月14日~21日(22日1時59分)。 参加条件の一つ、マイナンバーカード(マイナンバーカードの公的個人認証サービス)を利用した本人確認は2分で完了するという触れ込みだが、事前にしっかり準備しないと短時間では終わらずに詰むので注意点を挙げたい。なお、本人確認の審査には申請状況に応じて3日~1週間程度(2~3週間程度)要するという。  PayPayのマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した本人確認は「署名用電子証明書暗証番号(英数字6~16桁・英字は大文字のみ)」を利用する。デジタル庁の新型コロナワクチン接種証明書で求められる数字4桁の暗証番号とは異なる番号であり、事前にしっかり確認しておこう。  記者は、うっかり異なる暗証番号を入力してしまい、「マイナンバーカードが読み取れませんでした」というエラーメッセージが表示され、そのメッセージの通り、マイナンバーカードの読み取り位置がずれていたのかと思い、位置を変えて何度か試してから、ようやく誤って別のサービスのパスワードを入力していたと気づいた。  パスワードが一致しない場合、一般的に「暗証番号が違います」といったメッセージが表示され、1回目の誤入力でパスワード違いに気づくことができるのだが、残念ながら一律のエラーメッセージなので、署名用電子証明書暗証番号(英数字6~16桁・英字は大文字のみ)の入力ミスにはくれぐれも注意しよう。  署名用電子証明書暗証番号は5回連続して間違えるとロックされ、市町村の窓口に出向かなければロック解除・暗証番号再設定はできない。この認証フローは、自治体・利用者双方の負担が大きいため今後見直しが検討されている。しかし、見直しが実行されるまで、暗証番号の5回連続誤入力で強制ロックとなるので、番号入力には慎重を期すことを強くお薦めする。 21年12月1日時点のマイナンバーカード普及率(人口に対する交付枚数率)は39.9%だが、都道府県別・市町村別にみると普及率にはだいぶばらつきがある。今回の「総額10億円お年玉くじ」は、マイナンバーカードの公的個人認証サービスの民間利用の分かりやすい例となりそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)

最終更新:BCN

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