ニュース 崩壊事故のマンション、行方不明者捜索のための補強作業を再開…「崩壊の危険」タワークレーンを解体へ=韓国・光州

崩壊事故のマンション、行方不明者捜索のための補強作業を再開…「崩壊の危険」タワークレーンを解体へ=韓国・光州(画像提供:wowkorea)

ニュース 崩壊事故のマンション、行方不明者捜索のための補強作業を再開…「崩壊の危険」タワークレーンを解体へ=韓国・光州

韓国・クァンジュ(光州)市内のマンション新築工事現場の事故収拾統合対策本部は19日午前7時30分、事故マンション上層部の捜索作業と救助隊の安全確保のための補強作業を再開した。 この日、崩壊の危険があるタワークレーンを解体する1200トンの移動式クレーン2号機が投入され、移動式クレーン1号機と共に解体タワークレーンを固定するワイヤー補強作業を続ける。 ワイヤー補強作業は、解体するタワークレーンの側面4か所にワイヤーを2本ずつ連結し、計8本のワイヤーで固定する作業。解体タワークレーンは145メートルの高さで、事故当時に固定装置の一部が外れ、傾いたまま建物にぶら下がっている状態である。 このタワークレーンは20日に解体されるとみられる。事故収拾本部はマンションの20階に指揮所を設け、上層部の捜索作業を始める。 指揮所は上層部出入口を確保し、救助に必要な全ての装備を動員する予定。落下物などの危険に備えて19階から下に2フロアごとに落下物防止網も設置する。 事故収拾本部は前日に続いてこの日も消防庁と雇用労働部(部は日本の省にあたる)、現代産業開発装備関連業者の専門家たちが集まり、タワークレーンの解体方法や安全性の検討などについて論議した。 前日、救助隊と人命救助犬を投入して行方不明者の1人を発見し、地下1階と地上1階の捜索を終えたが、残りの行方不明者を見つけることはできなかった。 救助犬が異常反応を見せた22階から28階の間を集中して探索し、内視鏡カメラを活用して救助作業を行なったが、積もった残骸物によって困難を極めた。

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