ニュース 来週14日頃に「ふたご座流星群」がピーク 太平洋側では期待大
画像:tenki.jp
来週の前半は太平洋側を中心に晴れる所が多く、14日頃にピークを迎える三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」を見られるチャンスがありそうです。冬らしく厳しい冷え込みとなる所もあるので、今のうちに防寒グッズなどを準備しておきましょう。
ふたご座流星群 ピークは14日頃
「ふたご座流星群」は14日の午後4時頃に極大となります。ただ、日没前なので、13日夜~14日明け方にかけてと、14日夜~15日明け方にかけてが最も観測条件が良いです。最も多く見える14日の未明には、暗い場所では1時間あたり40個から50個ほどみられる予想です。流れ星を見つけやすくするには、できるだけ街灯など明かりの少ない所を選ぶこと、広く空が見渡せる場所を選ぶこと、放射点に限らず広く見渡すこと、月明かりの少ない方角を見ることなどがポイントです。ピークの前後でも数が減るものの、見られることがあります。晴れた日の夜空を見上げてみてください。
太平洋側は観測チャンス 日本海側はあいにくの天気
画像:tenki.jp
太平洋側ではあす12日から15日頃にかけて晴れる所が多いので、「ふたご座流星群」を見られるチャンスがありそうです。冬の天体観測は寒さ対策が欠かせません。来週前半も冬らしい冷え込みとなる所があるので、屋外で観測する際はしっかり防寒してください。一方、北海道から北陸にかけての日本海側では低気圧や寒気の影響を受けやすく、雨や雪の日が多くなるので、天体観測にはあいにくの天気となりそうです。
日本気象協会 本社 木村 雅洋
最終更新:tenki.jp