前進し続けるラウドネス・高崎 晃、 メルセデスAMGと共鳴する。

「現状にまだ満足し切れていないっていうのがあるんでしょうね。ミュージックシーンにおいての立ち位置だけでなく、いろんな面で現状を打破したい。そういう思いが強いから、まだまだ上を向いて進んでいける」

そう力強く語るのは、ラウドネスのギタリスト、高崎 晃さんである。

前進し続けるラウドネス・高崎 晃、
メルセデスAMGと共鳴する。

1981年に自身の理想とするロックを追求するべくラウドネスを結成。日本のハードロック/ヘヴィ・メタルシーンをリードしただけでなく、日本のロックバンドとして初めてニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンのステージに立つなど、ワールドワイドな評価を獲得。海外でのツアーやロックフェスにも招かれ、リスペクトを浴びる存在だ。

「音楽は世界共通とよく言われますけど、世界中のいろんな所へ行って、何万人ものロックファンが集まっている前で演奏してきて、いつの時代でもヘヴィ・メタルやハードロックが好きな人がこんなにたくさんいるんだというのを、実際に自分の目で見てきました。ギターソロの演奏技術がどうのこうのとかいうよりも、リフ一発弾くだけでウオーってなったり、ギターのリフを口ずさんでくれたり。自分たちの音楽が、こんな遠い所まで、こんなに浸透しているのだと思うと、驚きましたし、音楽やってきてよかったなっていう思いで、感動しましたね」

2021年にラウドネスはデビュー40周年という大きな節目を迎え、年末にはそれを記念するアルバム『SUNBURST~我武者羅』をリリースした。

「40年やってきて、いま思えばあっと言う間だったような気もするんですが、節目節目でいろんなことがあったし、節目というのは人にとって大事だと思うんです。もう1回気を引き締めて前進して行こうという思いが生まれてきますから。このアルバムには、40年間のそれぞれの時代のラウドネスのいろんなテイストが、バンドメンバー4人のケミストリーによって、計算ではなく自然と醸し出されていると思います」

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