福岡市地下鉄 空港線 祇園駅に2月14日から副駅名、その名は…

2024年に新型車両が登場する“博多の地下鉄” 福岡市地下鉄 空港線。

この空港線の福岡空港駅から3つ目、博多駅から1つ目の駅、祇園駅に2月14日から副駅名が加わる。

2月14日からは、祇園駅(博多旧市街口)に。

副駅名の読みは、「はかたきゅうしがいぐち」。

福岡市は、城下町・福岡と、商人の街・博多の顔を持つ双子都市として発展してきたという。

福岡市地下鉄 空港線 祇園駅に2月14日から副駅名、その名は…

貿易拠点として、宋の商人が居住

福岡経済の中心地である天神地区では現在、アジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出するプロジェクト『天神ビッグバン』が進行中。

これと対をなすプロジェクトが「博多旧市街プロジェクト」で、中世最大の貿易港湾都市であった都市の中心地域である博多エリアで、「価値ある資源をストーリーとまちなみでつなぎ、市民や観光客が認知し楽しんでもらえる環境を整え、魅力も高めていく」と福岡市は伝えている。

「博多旧市街は、平安時代末期に、貿易拠点として、宋の商人が居住し、日本初のチャイナタウンが形成され、また元寇を経て、室町時代には日本と中国や朝鮮、琉球との交易を担う商人が活躍した日本中世最大の貿易港湾都市・博多の中心地域であり、現在でも中世に由来する独特の歴史・伝統・文化を数多く伝えている」

「町並みの間に聖福寺・承天寺や櫛田神社といった歴史ある寺社が連なる伝統的景観に加え、近年では、博多祇園山笠がユネスコ無形文化遺産に登録、平成29年9月には、博多遺跡群から出土した2,138点が国の重要文化財に指定されるなど、その価値が改めて注目されている」(福岡市)

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