『サイバーパンク2077』基本攻略。知っときゃよかった、ナイトシティで生きるための10のTIPS
ナイトシティで生き残るための必須テク!
2020年12月10日発売のPS4、Xbox One、PC向けソフト『サイバーパンク2077』について、知っておくと便利な知識をご紹介しよう。
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ファミ通.com『サイバーパンク2077』特設サイト1. 周囲を見ろ!
本作のゲームプレイはFPSスタイルだが、ガンプレイだけでなくステルスやハッキングを使った攻略を考慮して設計されているのが特徴。なので正面突破がたいへんそうな場所でも、よく見ると横の壁に穴が開いていたり、足場を伝っていくと2階から入れたりと、たいてい複数の侵入ルートが用意されている。
つねに周囲をよく見て何か利用できるものはないかチェックしていくと、不要な戦闘を避けられたり、有利なポジションで戦えたりするのでグッド。またスキャンモードから敵をタグ付けしておくと障害物の向こうにいてもシルエットを見られるので、敵のアジトなどに踏み込む際はルート確認のついでにスキャンで敵や監視カメラの位置をチェックしておくのがオススメだ。
また侵入後も周囲の確認をちゃんとやるとお得なことがある。たとえばコンピューターからは監視カメラ網にアクセスできて先にいる敵をタグ付けしておけるし、変なところにエピック級の装備やアイコニックアイテム(固有の名前を持つユニーク装備)が置かれていることもあるからだ。
ちなみに正面から壁をぶち破って突入し、寄ってきた敵を片っ端からブッ倒していく超脳筋プレイもできなくはないけど、それは装備や能力が揃ってきてから。
2. 目指せウィザード級ハッカー!
本作はサイバーパンク設定ということもあって、ハッキング能力は強力だ。ハッキングには大きく分けて、スキャンで目視中の相手に発動する“クイックハック”と、その周辺の全員に影響する“ブリーチプロトコル”の2種類がある。
クイックハックは、装備中のサイバーウェア“基幹システム”のボードにセットしたさまざまな能力を、処理能力の範疇で好きなように発動できるというもの。敵の配置をチェックしたり、一時的に視覚を封じられたり、あるいは属性ダメージを与えられたりする。
ブリーチプロトコルは、発動時はクイックハックのひとつとして実行し、指定の文字列を揃えるミニゲームをクリアーすると効力が発揮されるという形。最初は地味に見えるが、上位能力を取得していくとコストをかけずに一帯の監視カメラを一定時間止められたり、敵全体に弱体化効果を与えたりできるので、これがなかなかバカにならない。
がんばってお金を貯めて上位のサイバーデッキを買うと、ロードしておけるクイックハックの数が増え、ブリーチプロトコルも能力を同時発動できる確率が上がるので、極めると敵が視界に入った瞬間に焼くなんてことも可能。ウィザード級ハッカーになった気分になれる。
3. アイテムを拾いまくり、クラフトの鬼になれ
『フォールアウト』シリーズのプレイヤーなどにはおなじみかもしれないが、片っ端から装備アイテムを拾いまくってクラフト素材を作り、あらゆるものを自作しまくるのがオススメ!
というか本作で武器はほとんど買わないで済む。とにかく敵が落とした武器を拾いまくって、強いものがあったら交換し、残りはすべてパーツにしていけば、武器の強化もできるし、弾などにも困らなくなる(弾や回復アイテムの素材と武器素材が同じなので、ミッション中に足りなくなったらその場で作ればいい)。
また、じつはGOG.comアカウントをリンクすることで得られる『ウィッチャー』コラボのカタナなどのアイコニックアイテムも、アップグレードや高品質バージョンのクラフトが可能。しかしそれにはクラフトの上位パークを取らなければならず、そのためにはステータスの”技術”値をかなり上げなければいけない(この辺のシステムについては後述)。
ということで、どうせ後でクラフトまわりに投資するなら最初からこつこつクラフトしまくれる体制にしてしまった方が、クラフトのレベルが早めにあがってクラフト用設計図などがアンロックされていくし、いいことづくめというワケ。
4. 移動術をマスターせよ
広大なオープンワールドでは、自分のアシの確保が重要。本作ではミッションで手に入れたりフィクサーから買った自分のクルマは、道路沿いならどこでも自動運転で呼び出せる。
そしてファストトラベルシステムもあるのだが、こちらは観光者向け案内機や市内を走るメトロの改札機の形をしたファストトラベルポイントまで行く必要がある。ちなみにファストトラベルポイントは、探索中に近くを通って発見するとアンロックされていく。
実際どんな感じに移動するかと言えば、まずはクルマを呼んで最寄りのファストトラベルポイントに行き、目的地に近いファストトラベルポイントに飛んで、そこからまた自分のクルマを呼ぶという形。
ちなみに時間のスキップ機能もついている。夜しか開かないお店に行く際などの時間調節に使うといい(ファストトラベルと違ってローディングを挟まないので超楽)。
5. サイドジョブとかNCPD(警察)のジョブとかやれ!
本作のジョブ(ミッション)には“危険度”が示されるのだが、危険度が高い相手にはステルス攻撃すらも通らないので、ロクな勝負にならない。
そしてメインジョブを単に続けているだけだと、成長が頭打ちになってしまって微妙なことになりがち。なので適度にサイドジョブや手近な警察系の依頼をこなしていくのがオススメだ。
まぁ要はふつうのRPGのレベル上げのようなものだが、報酬のお金や経験値はもちろん、強化用・解体用の装備アイテムを回収できるし、一味の所持品からスキルチップや設計図などを入手できることも多い。アクセサリー系はほとんどゴミアイテムなのだが、たまに750ユーロドルで売れるものを持っている連中もいる。
さらに、ストリートの名声である“クレド”も稼げる。クレドのレベルが上がるとショップで上位アイテムを買えるようになるので、ミッションの合間などにはこまめにマップを確認して、近くでなにかプレイできるものがないか探そう。
6. ライフパスはお好みで
ゲームを開始すると、難易度以外に3種類の“ライフパス”を選ぶことになる。これは主人公Vの生い立ちや経歴を示すものだ。
選んだライフパスによって変わることはふたつあり、まずはゲームの導入部の展開が変わる。“ノーマッド”ならナイトシティの外の荒れ地から始まるし、“コーポレート”ならリッチな社畜として飛行ビークルに乗って『ブレードランナー』っぽい夜景を楽しめたりする。本編が始まって以降は共通だ。
もうひとつ違うのは、本編でも会話中の一部の選択肢でライフパス固有の返答が選べるようになること。ゲームを進めるにあたって決定的な有利不利が出るほどではないので、ロールプレイをするにあたってのお好みで選んでいい。
7. 装備は見た目やイメージに引きずられるな!
さて本作、装備や成長システムは完全にRPG寄りの設計。装備の性能は、見た目や一般的なFPSでのイメージと結構違っていたりする。
たとえばハンドガンや近接武器はアサルトライフルなんかのおまけではなく、ちゃんと強い。パークや改造パーツで属性ダメージを伸ばしたり、弱点をフォローするような強化(例えば近接ビルドで接敵前にやられないように耐久力を高めるとか)をすれば、あとは立ち回り次第で戦っていけるような作りになっている。
近接武器は一発が重く、中盤以降は改造パーツで攻撃速度を上げるとDPS(秒あたりの攻撃力)が跳ね上がったりする。
防具はもっと極端で、見た目と性能は全く関係なく、ブラジャーが軍用の防弾ベストより強かったりするのが本作の世界だ。さらに同じ外見のアイテムでも能力違いがいくらでもあるので、見た目がまったくあてにならない。
フォトモードでいろいろ写真を撮りまくりたい人は、撮影用の衣装を持っておきたかったりするんじゃないだろうか。その場合は自車のトランクを保存庫として使えるので、移動衣装箱として利用するのをオススメしたい(自室にも保存庫があるがトランクとは別々の扱い)。
8. ステータスアップに迷ったら技術か知力!
キャラクターの成長システムで主軸となるのが、能力値とパーク。能力値は基礎ステータスを上げるだけでなく、各能力値の下に2~3のスキルカテゴリーが割り当てられていて、能力値を上げるとその中のスキルの上位パークがアンロックされていくという形になっている。
詳しくはゲーム中で見てほしいが、能力値と含まれるスキルカテゴリー、およびそこに含まれるパークの傾向をおおまかに以下の通り。
肉体
反応
技術
知力
意思
たとえば使いたい武器が決まっているなら、ハンドガンなら反応、近接なら肉体か反応、といった形に選択が決まってくるだろうと思う。しかし“絶対近接ビルド”なんてパターンを除けば、序盤からどの武器で行くかなんてそう決まるもんじゃない。
そこで迷ったら……技術と知力をオススメしておこう。まず技術値は、すでに書いたようにクラフト可能アイテムの底上げのために欠かせない。筆者の場合はどうせ技術を上げるので、エンジニアのテック武器関連のパークも取って、アイコニックテックライフルを強化して愛用している。
また知力も、ブリーチプロトコルの上位パークで強力なデーモンを入手できるのはありがたいし、感染性のあるクイックハックを一気に広げられるようになったりするので、こちらも間違いなし。
9. 身体改造で変則プレイも可能
装備とパークの中間的な存在として、リパードクの所でインストールできる身体改造“サイバーウェア”も重要な強化要素だ。
その中には、ゲームプレイの一部を変えるものも存在する。例えば腕に仕込むマンティスブレードやモノワイヤーは自分の身体を武器化できるし、基幹システムの中にはスキャンからのクイックハックができなくなる代わりに、一定時間攻防のステータスを向上させるバーサーカーモードを発動できるようになったりする。
そして脚部ではダブルジャンプやロングジャンプが可能なものがあるのだが、これはつまり侵入時などに取れるルートが変わってくるということ。各地のリパードクに立ち寄ったときは、お目当てのもの以外にもどんなサイバーウェアを持っているかチェックしておこう。
10. プレイ配信や動画投稿用の設定をやれ!
プレイ配信をしたり動画投稿を考えている人もいるかと思うが、そういう人は余計なトラブルで萎えないよう、ちゃんとそれ用の設定をしておこう。
まずは設定画面のサウンド下にある“著作権保護楽曲の無効化”。これは要はYouTube等で楽曲権利が引っかからないようにするためのもの。これをオンにすると、配信フリーではない楽曲はゲーム中で再生されなくなる。
もうひとつはPC版の”ゲームプレイ”下にある”裸体規制”。これは文字通り、PC版で裸が出ちゃって問題が起きるのを防ぐためのもの。せっかくのプレイがNGを食らわないよう、プレイ開始前に設定を確認しておこう。