Googleの見守りカメラ、Google Nest Cam / Doorbellがようやく日本にやってくる!
Google Nestの新メンバーがやってきました。
スマートスピーカーやディスプレイなど、スマートホームには欠かせない商品を出してきたGoogle Nestから、ホームセキュリティに役立つGoogle Nest CamとGoogle Nest Doorbellの日本上陸が発表されました。Google Nest Camは、アメリカなどでは2015年から発売されていましたが、このたび新商品を引っさげて、日本で買えるようになったのです。
Google流見守りカメラ「Google Nest Cam」
Google Nest Camは、ケーブルレスなバッテリー式と電源アダプタ式の2種類展開。前者は屋外での使用(もちろん屋内でも使えますよ!)にも耐えられる耐水・防塵設計でIP54規格。後者は屋内での使用に限られますが、卓上だけではなく壁にもぺたりとくっつけられるデザインです。
どちらのカメラもHDR やナイトビジョン機能、 1080p画質のカメラを搭載しているため、 暗い環境でもくっきりと撮影できます。また、3時間分の録画をGoogle Homeアプリから見ることもできますよ。この3時間というのは、誰かが来たり荷物が配達されたり、アクションが起きた時間のみ。何も起きてない時間は記録されません。
また、動画はオンデバイスで処理されるので、セキュリテイ面でも安心です。
スマートなインターホン「Google Nest Doorbell」
もうひとつ発表されたのは、防犯セキュリティシステムのGoogle Nest Doorbell。こちらもIP54規格で耐久性はばっちり。Google Homeアプリと連携させて、ドアの前の様子を記録したり、玄関先にいる人とコミュニケーションをとれます。
もちろんこちらも昼夜問わず、くっきりとしたビデオを撮影可能。なお、Google Nest Doorbellカメラの解像度は1280×960ピクセル(30fps)です。
機械学習の精度が期待できそう
この3商品の強みのひとつが、機械学習です。Google Nest Camは人や動物、荷物や車両など9つのオブジェクトを検出でき、Doorbellのほうはこれに加えて荷物も認識できます。
Unityとの協力のもと、4000万枚以上の画像でトレーニングしたそうです。
Googleのプロダクトマネージャーを務めるジュリー・ズーさんによると「ゲームのような3D空間で、いろんな物体を表現し、アルゴリズムの精度を上げられました」とのこと。使った合成猫ちゃんの数は250万匹にのぼります。
さらに、機能が追加できるサブスクNest Awareに入れば、認識済みの人物も検出可能になります。例えば、外出時に子どもが帰ってくると「◯◯ちゃんが帰宅しました」という通知が親に届きます。
Google Homeで操作が手軽に
もうひとつの強みは、Googleホームアプリでサクサク操作ができるところ。本体のバッテリーの残高を確認したり、カメラに写った人と会話もできます。
もちろん、スマホ以外でもGoogle Nestのデバイスと連携できるので、カメラが捉えた映像をNest Hubなどで見られます。
発売日とお値段は…
Google Nest Camのバッテリー式(屋内外可)とGoogle Nest Doorbellはそれぞれ2万3900円で、本日から予約開始、Googleストアと各販売店のオンラインサイトで8月26日発売です。電源アダプター式のGoogle Nest Camは1万2300円で数ヶ月以内にリリースされる予定といいます。ほかのメーカーと比べると、ちょっと強気な価格設定な気がしますね。
また、機能を拡充するサブスクサービスNest Awareも提供開始。お値段とサービス内容は以下のとおりです。
サブスクに入らなくても、3時間の録画は見られますが、加入するとそれがぐーんと伸びますね。商売上手だわ…。
Source : Google