切った野菜、冷蔵庫で長期保存 東芝ライフスタイル

東芝ライフスタイルは使いかけの野菜をラップで包まずに保存できる冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」5機種を3月上旬から順次発売する。野菜室内に「使い切り野菜BOX」を搭載し、使いかけの野菜でもラップなしで約10日間保存できるようにした。野菜をまとめ買いしている共働き世帯などの購入を見込む。

両開き6ドアタイプの「FZシリーズ」から3機種、片開き5ドアタイプの「GZシリーズ」から2機種を展開する。使い切り野菜BOXは野菜に直接冷気が当たるのを防ぐ構造を採用した。BOX下部に付いた穴から余分な水分を逃がすため、野菜が腐りにくい。使いかけの野菜をラップでくるんだり、カットした野菜を保存袋に入れたりする手間を省く。

人工知能(AI)がユーザーの生活パターンを学習し、電力消費を抑える機能を導入する。同社が提供するスマートフォンアプリ「IoLIFE」から設定する。冷蔵庫の開閉が多い時間を分析し、利用が少ない時間帯は自動で省エネ運転に切り替える。

切った野菜、冷蔵庫で長期保存 東芝ライフスタイル

色は「アッシュグレージュ」と「グレインアイボリー」の2種類を用意する。内容積は461~551リットル。価格は機種ごとに異なり、店頭想定価格は32万円前後~40万円前後。全国の家電量販店などで販売する。

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