誤った体温計の使い方に注意。冬の正しい検温方法をオムロンが解説

非接触体温計(皮膚赤外線体温計)は外気温と直射日光に注意

検温スクリーニングなどでよく使われている非接触体温計。これは皮膚から放射される赤外線で体温を計測している。

誤った体温計の使い方に注意。冬の正しい検温方法をオムロンが解説

直射日光の影響を受けやすいため、屋外で使用する場合は日光を避ける必要がある。

また、外気温の影響も受けるため冬場は注意が必要だ。10℃以下の場所ではできるだけ使用を避けるほか、なるべく10℃以上の場所で保管し、本体が冷えすぎないようにすることを推奨している。

計測する場合、寒い場所から急に暖かい場所に入ると顔がほてるため、計測はほてりが落ち着いてから行なうほか、額が冷たい場合は室内の温度に慣れて額が温まるまで待つよう注意している。汗やメイクも影響するため、検温前に拭き取った方がよいとしている。

計測する際は、額の中心から3cm程度あけて額に平行にして体温計の本体を持ち、検温する。検温中は体を動かさないことも重要だ。

前髪などが体温計と額の間に入らないようにして計測する
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