ニュース 入口で客がUターン…営業中のゲームセンターで勝手に“休業の貼り紙” 貼った人は『懲役3年』まである罪の可能性

勝手に“休業の貼り紙” …懲役刑の可能性も?

ニュース 入口で客がUターン…営業中のゲームセンターで勝手に“休業の貼り紙” 貼った人は『懲役3年』まである罪の可能性

 札幌市内のゲームセンターで年明け早々、あるトラブルが…。 店の入り口にある防犯カメラの映像。まだ営業していた午後8時ごろ、やってきた女性客は、じっと入り口を見つめた後、通り過ぎて行きました。 次に来た客も入り口に近づきますが…なぜかUターン。どうして店に入らないのでしょうか。実は、この時入り口には、店が貼った覚えのない次のような貼り紙が…。<貼り紙の内容>「『休業のお知らせ』誠に勝手ながら都合により、当面の間、休業とさせていただきます」 この貼り紙を見て、多くの客が店に入らずにUターンしていたのです。何者かによるこの貼り紙について、ゲームセンターの支配人は…。ゲームセンターの支配人:「正月期間のわりに、想定よりも全然少なくて。1日から4日までの期間の収益に対して、(昨日は)半分もいってないような集客で、『あれ?どうしたのかな』みたいなのは漠然と思ってはいた」 貼り紙の影響なのか来店客が減少していて、支配人は今後について「慎重に対応する」と話しています。 いたずらなのか嫌がらせなのか…、貼った人物は罪になるのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。菊地弁護士:「ゲームセンターの支配人の方は『営業妨害だ!』とおっしゃりたいと思います。それを法律的には偽計業務妨害罪と言います。偽計というのは、例えば店の中にいる支配人はこの貼り紙について分からないような、ちょっとひっそり、こっそり行うという意味です。今回はこの犯罪が成立する可能性があり、懲役3年まであります。 また、軽犯罪法でもこういう行為は禁止されています。それから売り上げがダウンしていたら、それの賠償請求を受ける可能性もあります。軽い気持ちでやったのかもしれませんがこれは悪質です。やめてください」(関西テレビ1月12日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)

カンテレ

最終更新:関西テレビ
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